趙さんありがとう

今日今までポスティングスタッフをしてもらっていた趙さんが今度会社が遠くなってしまう為続けられなくなり辞めてしまいました。

開業当初山大生の女の子にポスティングをしてもらっていてその子の紹介で中国からの留学生の子とその友達の趙さんが働きたいと相談を受けました。

お友達は少し日本語が話せてすぐアルバイトが見つかったようですが趙さんはほとんど日本語が理解できません。

最初ポストにチラシを入れる簡単な事がなかなか説明できなくて大変でした。

いつもクレームがでたのがたまにポストに貼ってある「チラシを入れないで下さい」や「広告物禁止」などのポストに入れてしまい、いつもクレームがはいりその事を説明するのが大変でした。

3度ほどクレームをだし辞めてもらうという選択肢もあったのですが趙さんはいつも笑顔を絶やさない人で一生懸命だったのでどうにか続けてもらいたいと思い3回目の時又永い時間をかけて説明しました。

旦那さんも山大生か先生かちょっと解らないですがちょっとだけ日本語が話せて3度目の時は一緒に来て頂き漢字はどうにか解るようでその事を説明するのに1時間以上かかったりしました。

それからはクレームがなくなり今まで約一年間続けてもらっていたのですが趙さんと旦那さんには移動手段が自転車しかなく今日旦那さんに一緒に来てもらいその事を説明し今回で辞める事になりました。

最後に一生懸命趙さんが感謝の言葉を考えながら日本語で言ってくれて全然ちゃんとした日本語にはなってなかったですが本当に気持ちが伝わりました。

旦那さんが「今まで有難うと妻は言いたいのです。」と変わりに言ってくれましたがなぜか最後に言った趙さんのその言葉は良く私も理解できました。

短い間でしたがありがとうございました。

これもひとつの出会いです。

いろいろ勉強になりました。